小5のTくん、日々精力的に「どんぐり問題」に取り組んでいます。
小5レベルの問題を5問ほど「わからん帳」に残したまま6年生の問題にチャレンジ中。
時間的に余裕があるので一問一問じっくりじんわりとやってもらっています。
今回の問題は2回の授業連続で取り組んだ問題です。
結局解けず仕舞い。
この問題が解ける子になるよう塾長さんも思案中です。
問題
「<6MX39>河童のガッパ君とアッパ君が自分達の畑に水撒きをしました。
ガッパ君1人だと水撒きが30分、アッパ君1人だと1時間半かかります。
今日は、ガッパ君と同じ水撒き能力の有るガッパ君2と
アッパ君と同じ水撒き能力の有るアッパ君2が手伝ってくれる事になったので、
4人で同時に水撒きをします。
では、9時50分のチャイムと同時に水撒きを始めると何時何分何秒に終わるでしょう。」
いわゆる「仕事算」ですね。
彼には解き方を一切教えていません。
1回目の授業で彼が描いた絵図が下図です。
2回目の授業で描いた絵図が下図です。
いい線まで行っていると言えばいっています。
が、たぶん解けないでしょう。
さあ、どうしましょう。
しばらくこの問題は寝かせておきます。
その代わりに下図の写真に書いてある問題をやらそうと思います。
「仮にA君が3分で、B君が9分で水撒きができるのなら、
二人一緒なら何分何秒で水撒きができるでしょうか」
上図の写真では解法も描いていますが、彼には教えません。
複雑ゆえ、できなかった問題を、
簡単な数字に置き換えて考えてもらう。
解き方の基本は同じなので、まずはこの問題を解いてもらうつもりです。
そして後日、
もう一度<6MX39>に再チャレンジです。
えっ、上図の写真の問題ができなかった場合はどうするのかって。
2枚目の写真を見る限り、できるでしょ。
というのが塾長さんの判断です。
さあ、Tくん、次回の授業が楽しみだよ。
御拝読に感謝します。
追伸;「絵で解く算数文章問題通称『どんぐり問題』」のことを
詳しく知りたいお母さんはこちらまでどうぞ。
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