年長さんのお母さんは必見です!
以下が添削メールの内容です。
お母さん、
塾長さんへのご丁寧な返信メールありがとうございました。
さすが年長さんのお母さんだけあって
元気で若さあふれる文面には感心させられました。
楽しく読ませてもらいました。
以前Facebookにも書いたことがあるんですが、
紹介しますね。
以下がその文面です。
「『どんぐり問題』、塾長さんは年長さんの問題が一番お気に入り。
だけど教えるのが一番難しい。
ふと気づいた。
教えようと思うからダメなんだと。
教える必要はない、
ただ分からない言葉だけを教えてあげればいい。
あとは子どもの好きなように絵を描いてもらうだけ。
ただそれだけ。そしたら塾長さんも楽しめる。
口出しは無用、マイナスになる。」
といった内容なんですが、
年長さん相手にはまさにこのやり方でいいと思います。
ただお子さんが小学校に入ると、
この考え方では少し困ることが生じます。
なぜ?
答えを求められるんですね。
「た・だ・し・い」答えを。
子どもは、
正しい答えを出さないといけないと思ったとたん、
「どんぐり問題」の面白さが半減、または消滅してしまう可能性が出てきます。
だけど、お母さん、その重圧に負けてはいけません。
まだまだ正解を求める必要はないです。
しかし、
ここで注意しないといけないのは、
「算数用語」は正しく理解していくようにだけはしてください。
例えば
添削問題に利用した「うんこ」の問題では、
「18個」って絵にすればどうなるの?
「1匹」って絵にすればどう描くの?
「2個ずつもっていく」ってどういうこと、絵にするとどんな絵?
「みんなもっていく」ってどういうこと?
「何回」って回数のこと?回数ってなんのこと?
こういった言葉の意味をイメージでき絵にすることは大切です。
問題に書かれている言葉を、
イメージして、
イメージできたのなら、
それを絵にして、
目で確かめる。
この一連の流れを、
いかに楽しく、
楽しめることができるかどうかです。
そのお助けをするのが、お母さんの役目とも言えます。
そしてお子さんが一体どういった言葉の意味が
不確かなのかを把握しないといけません。
イメージできない言葉に出会った場合
(当然、絵が描けません)
にどうするかですね。
今のところは笑ってスルーしましょう。
わからん帳行きでいいです。
そして普段の生活の中でその不確かな言葉を
確かな言葉になるよう、
実感できるように、
徐々にでいいですから(決して焦らないこと)、
楽しく会話したり、一緒に遊んだりして、
お子さんが正しくイメージできるようになればいいと思います。
○○ちゃんの作品の感想です。
キャワイイふんころがしチャンでグッドです。
お山なったウンコちゃんを2個ずつ運んでいることは、
ウンコちゃんの数が減っていっていることから判断して
イメージできていると思います。
右ページのウンコちゃんが
お山のウンコちゃんから運んできたウンコちゃんなんでしょうね、
いいですよ。
これからの取り組みについての注意点を言っておきます。
問題文は必ず意味的に切れるところで区切るようにしてください。
例えばこの問題では、
「<0MX93>
うんこが 18 こ やまに なっています。/そこへ フンコロガシが 1 ぴき やってきて、/2こずつ うんこを もっていきます。/うんこを みんな もっていくには/ なんかい かよわなければ いけないでしょうか。」
てな具合です。
この場合は5個に分かれます。
その斜線ごとにイメージして、
絵を描くことを心掛けてくださいね。
5コマ漫画と思えばいいです。
これからも楽しくイメージ力を培ってください。
追伸;○○ちゃんのフンコロガシちゃんの絵を見て
昨年通塾していた年長さんの作品を思い出しました。
0MX28のお化けのお花見のお話です(年長さんの3月7日の作品です。写真2です)。
○○ちゃんの添削作品(写真1です)と一緒に送ります。
では、失礼します。
以上が今回の添削メールでした。
どうでしたか。
一度エキスパートの塾長さんのどんぐり問題添削を受けたいと
思われたお母さんはHPよりお申し込みください。
宜しくお願いします。
御拝読に感謝します。
追伸2;「絵で解く算数文章問題通称『どんぐり問題』」のことを
詳しく知りたいお母さんはこちらまでどうぞ。
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